ケープ植民地の創設者が、鮮度の良い野菜などを船に補給しようと農園を開いたとされるのが「カンパニー・ガーデンズ」の始まりとされています。
この「カンパニー・ガーデンズ」は、南アフリカ最古の庭園と言われており、現在では、あまり目にすることのできない樹木や植物が植えられている他、18世紀のものとされる日時計や日本の石灯籠、レストラン、カフェなどがあり、市民が憩える公園であると言えるでしょう。
敷地内には図書館も併設されており、誰でも利用可能なため、ちょっとしたすきま時間などができた時にお勧めのスポットと言えるでしょう。
南アフリカの最も古いシリーズとして有名なのが「南アフリカ博物館」ではないでしょうか。ここは1825年に創立されたとされており、その規模の大きさも注目されている博物館と言えるでしょう。
約2万年前に岩に描かれたと言われる絵や、サン族やコイ族の伝統的な家の模型に加え、使用されていた道具や装飾品も見られるようです。
他にも、10世紀ごろに作られたとされるライデンバーグ・ヘッズと呼ばれる素焼きのマスクや約300万年以上前とされる化石も見所と言えるでしょう。
建物内の吹き抜けには、体長約20mほどのクジラの骨格標本などが大胆に吊るされ、圧倒的な存在感を放っています。クジラだけではなく、南アフリカに生息する動物のはく製、鉱物と言ったものもたくさん展示されて、しっかりと見たい人はたっぷりと時間を確保して行くと良いでしょう。
プラネタリウムの展示、カフェや売店もあるため充実した時間が過ごせるでしょう。