内戦などで政情不安が続く中部アフリカ

アフリカ大陸の中央に位置する「中部アフリカ」と呼ばれる国々。対象となるのは10か国。ほかの地域同様、欧州列強国の植民地から独立してもクーデターや内戦が続き未だ経済発展、政治の安定化が得られず苦しんでいる国がほとんどです。一方で、豊かな資源を抱えているのも他のアフリカ地域と同様です。この豊かな地下資源を如何に有効かつ有意義に利用できるかが中部アフリカ諸国の大きな課題となっています。実際、ルワンダのように奇跡的な回復を遂げたという事例もあることから、安定した成長を遂げている国と世界へ示せるのが全くの夢世界ではないという事を立証されているのも事実です。そこで現状と将来を見据えながら中部アフリカとはどういう特徴がある国々なのか検証していきたいと思います。中部アフリカと言えば、地理的にはサハラ砂漠南部からギニア湾にかけて存在する国々を指します。ナイル川に次いで長いコンゴ川やニジェール川、シャリ川、ウバンギ川といくつもの川が張り巡らされている地域で鬱蒼とした密林が広がるなか、いまだ手つかずの大自然が残っている一方でそれが自国の開発促進を阻んでいると言えるのかもしれません。中部アフリカの最北端に位置するチャドなどは、北半分がサハラ砂漠であり、残り半分がアフリカ有数の豊かな大自然が広がっており、多くの動植物が生息していると言われています。一方で北アフリカ諸国とはサハラ砂漠で隔てられているがゆえに、北アフリカ諸国に多いイスラム教の影響が希薄で、文化面でも違いが表れています。欧州諸国の探検期と言われた時期にその影響からキリスト教が普及し、今でもキリスト教徒が多くを占める国が少なくありません。もともと同地域は狩猟民族ピグミーが暮らしていたとされ、西欧列強国の進出以前は、コンゴ王国やルバ王国、ルワンダ王国といった王国が存在していたという歴史があり、19世紀のヨーロッパ人探検家による探索で、ベルギー、フランスといった国々の植民地化が進んでいったと言われています。

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