独立後アフリカは政治腐敗の歴史

全土のすべての国が念願の独立を果たしているのにも関わらず、政情不安や政治的腐敗が後を絶たないアフリカ。そんな中で政治腐敗ランキングを公表しているNPO団体によると、アフリカ内ばかりか世界のワースト1に挙げられるのが崩壊国家とまで言われるソマリア。1991年バレ政権崩壊後「無政府状態」が続いており、ますます悪化する国内情勢。そのような中で追い打ちをかけるような干ばつ被害で多数の避難民を出すという異常な事態となり、近隣諸国の支援や仲介が行われたにも関わらず情勢は安定化せず、ようやく2012年統一政府樹立までこぎつけたものの以降も相変わらずで情勢回復までには程遠い状況が続いていると伝えられています。以下2012年の政治腐敗ランキングのアフリカでのワースト順位(かっこの数値は世界ワースト順位)で主な国の内情を解説していきます。3位(9位)のチャドは、1989年以降政権を掌握したデビー元軍司令部による国の統治が続いており、一時安定の兆しも見えましたがクーデター未遂や軍幹部や兵士の離反が相次ぎ政治混乱が続いています。同じく同位のジンバブエは、独立後政権を掌握するムガベ大統領は、2008年行われた大統領選の公平性が疑問視され国際社会から厳しい非難を受けながら2013年6選を果たすも、透明性に対する疑惑は続いたまま今日に至っています。続いて7位(15位)のリビア。2011年の「アラブの春」によって長期独裁政権を維持してきたカダフィ政権が崩壊、民主化に向けて歩み始めた矢先の2013年10月ジダン首相の拉致事件が勃発、反政府勢力が活動を激化し政情不安が続いています。また、11位(24位)のギニアビサウは、2009年3月ヴィエイラ大統領殺害や2010年4月のゴメス首相、2012年4月のペレイ暫定大統領の拘束などで混乱が続いています。更に16位(34位)のニジェールでは、2010年に軍がタンジャ大統領を拘束という事件が発生し、2011年3月イスフ大統領就任でようやく安定的な民主政治が開始されています。また、18位(39位)のコモロでは、独立以降国内混乱が続き2008年大統領選で各自治大統領から一人という大統領制移行で一応情勢は安定に向かっているようです。25位(55位)のエジプトは、2011年1月発生したエジプト革命以来民主政治への移行に伴い国内混乱は激化、暫定政府に対する反対勢力の声は根強く残っていると言われています。29位(65位)となるマリでは、長期にわたる情勢不安も2012年3月就任したトラオレ大統領のもと国内安定化が進められています。最後は37位(84位)のモロッコですが、2012年3月ベンキラン首相のもと新内閣発足で財政赤字や雇用問題の解消に向け国内安定化が図られているとのことです。

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